HPパソコンのBIOSからWindows 11のセーフモードに入る方法
まずは、セーフモードとは何かについて簡単に説明します。セーフモードは、最小限のドライバとサービスのみを読み込んでWindowsを起動するモードであり、通常の起動時に問題を引き起こす可能性のあるソフトウェアやドライバを無効化します。これにより、問題の診断や修正が容易になります。
HPパソコンでセーフモードに入る方法は、BIOSを通じて行うことができます。 ここでは、具体的な手順を以下に示します。
- HPパソコンの電源を入れる - パソコンの電源ボタンを押して、電源を入れます。
- BIOSにアクセスする - パソコンの電源が入ったら、すぐに「Esc」キーまたは「F10」キーを押し続けてBIOSセットアップユーティリティにアクセスします。HPのパソコンでは、通常「F10」キーがBIOSに入るためのキーです。
- 「System Configuration」タブを選択 - BIOSメニューに入ったら、「System Configuration」タブに移動します。このタブには、システムの設定に関するオプションが含まれています。
- 「Boot Options」または「Boot Configuration」を選択 - 「Boot Options」または「Boot Configuration」メニューを探し、選択します。ここで、起動に関連する設定を変更できます。
- 「Secure Boot」オプションを無効化 - セーフモードに入るためには、「Secure Boot」オプションを無効化する必要があります。これにより、通常の起動プロセスが回避され、セーフモードでの起動が可能になります。
- 設定を保存して再起動 - 設定を保存し、BIOSを終了します。これにより、パソコンが再起動し、次回の起動時にセーフモードが適用されるようになります。
- Windows 11の起動時に「Shift」キーを押し続ける - 再起動後、Windowsの起動画面が表示される前に「Shift」キーを押し続けます。これにより、Windowsの回復環境が表示されます。
- 「トラブルシューティング」を選択 - 回復環境が表示されたら、「トラブルシューティング」オプションを選択します。
- 「詳細オプション」を選択 - 「トラブルシューティング」メニューの中から「詳細オプション」を選択します。
- 「スタートアップ設定」を選択 - 「詳細オプション」メニューから「スタートアップ設定」を選びます。
- 「再起動」をクリック - 「スタートアップ設定」画面で「再起動」ボタンをクリックします。
- セーフモードオプションを選択 - 再起動後、セーフモードの選択肢が表示されるので、必要なセーフモードオプションを選びます(例:ネットワーク機能付きのセーフモードなど)。
これで、HPパソコンでBIOSからWindows 11のセーフモードにアクセスする準備が整いました。 セーフモードに入ることで、問題の診断や修正が行いやすくなります。また、セーフモードから通常のモードに戻すのも簡単です。
最後に、セーフモードを終了するには、パソコンを再起動するだけで、通常のモードに戻ります。これで、正常に起動しない場合やトラブルシューティングが必要な場合に、セーフモードを活用して問題を解決できるようになります。
人気のコメント
現在コメントはありません