Windows 11でOutlookをセーフモードで起動する方法

Microsoft Outlookが正常に動作しない場合、セーフモードで起動することで問題を解決できることがあります。セーフモードは、Outlookを最小限の設定と拡張機能で起動し、通常のトラブルシューティングを行うための便利な手段です。本記事では、Windows 11でOutlookをセーフモードで起動する方法について詳しく解説します。
まず、Outlookをセーフモードで起動するための手順を見ていきましょう。

  1. スタートメニューからOutlookをセーフモードで起動する方法

    • スタートメニューを開き、「Outlook」を検索します。
    • 検索結果に表示された「Outlook」アイコンを右クリックし、「ファイルの場所を開く」を選択します。
    • 「Outlook」ショートカットアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    • 「ショートカット」タブを選択し、「リンク先」フィールドに「/safe」を追加します。例えば、リンク先が「C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE」の場合、これを「C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE /safe」に変更します。
    • 「適用」をクリックし、次に「OK」をクリックします。
    • 変更が完了したら、「Outlook」アイコンをダブルクリックしてセーフモードで起動します。
  2. コマンドラインからOutlookをセーフモードで起動する方法

    • WindowsキーRキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
    • 「cmd」と入力し、「OK」をクリックしてコマンドプロンプトを開きます。
    • コマンドプロンプトに「outlook.exe /safe」と入力し、Enterキーを押します。これにより、Outlookがセーフモードで起動します。
  3. Outlookがセーフモードで正常に起動しない場合の対処法

    • セーフモードでOutlookが起動しない場合は、Outlookのアドインやカスタム設定が原因である可能性があります。以下の手順で問題を解決してみてください。
    • 「Control Panel」(コントロールパネル)を開き、「Programs and Features」(プログラムと機能)を選択します。
    • 「Microsoft Office」を選択し、「Change」(変更)をクリックします。
    • 「Quick Repair」(クイック修復)または「Online Repair」(オンライン修復)を選択し、指示に従って修復を行います。

注意事項

  • セーフモードでの操作中にエラーが発生する場合、Outlookのバージョンやインストール状況、PCの設定に依存することがあります。必要に応じてMicrosoftのサポートに問い合わせることをお勧めします。
  • セーフモードから正常に起動した場合でも、アドインや拡張機能が影響を及ぼしている可能性があるため、引き続きトラブルシューティングを行うことが重要です。

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